Web業界18年目、フリーランスデザイナーのsereaiです。
仕事柄、著作権がクリアで安心して使える素材を探すのに苦労した経験から、当サイトを作りました。ぜひお役立ていただければ幸いです。
はじめに
AIを使った技術は、最近注目されることが多くなりましたね。
AI技術を使ったイラストは、自動的に生成されるため、クリエイターの手を介さずに膨大な数の作品が生み出されることが可能です。そのため、多くのクリエイターがジェネレーティブAIを使ったイラストの公開を行っています。
当サイトでも、私、sereaiがAIを使用して作成した素材を無料公開しています。
一方で、ジェネレーティブAIを使ったイラストを利用する際には、注意すべき点がいくつかあります。
本記事では、ジェネレーティブAIを使ったイラストの使用について、利用者側が注意すべき点について詳しく説明しました。ジェネレーティブAIを使ったイラストの利用に興味のある方は、ぜひ本記事をご覧ください。
ジェネレーティブAIを使用したイラスト利用の際に注意すべき点とは?
今後、ジェネレーティブAIを使用した素材を利用する機会が多くなるでしょう。
AIで生成された素材を利用するときに注意すべき点をまとめました。
- 著作権の確認
- 利用条件の確認
- 使用目的の確認
- クレジット表記の有無
- 生成元の画像データの信頼性
著作権の確認
AIで生成されたイラストや素材にも、著作権が存在する場合があります。利用する前に、著作権が誰に帰属するかを確認し、利用許可を得る必要があります。
当サイトに掲載のAI素材は、ミッドジャーニーというAI技術を使用しています。ミッドジャーニーの有料プランを利用して作成していますので、著作権はsereaiに帰属しています。
利用条件の確認
AIで生成されたイラストや素材を提供するサイトや個人によって、利用条件が異なります。利用する前に、利用条件をよく確認し、その条件に従って利用するようにしましょう。
ミッドジャーニーの有料プランだと商用利用可能になります。
そのため、当サイトに掲載可能と判断しました。当サイトの利用規約の範囲内でしたら問題なくご利用可能です。
使用目的の確認
AIで生成されたイラストや素材を利用する際には、使用目的が許可されているかどうかを確認する必要があります。例えば、商用利用が禁止されている場合や、特定の用途にのみ利用が許可されている場合があります。
ミッドジャーニー以外にもAI技術を利用した画像生成はたくさんありますが、それぞれに利用方法が変わります。
もし、当サイト以外でジェネレーティブAI素材を利用したい場合は、商用利用可能かを確認することをおすすめします。
クレジット表記の有無
AIで生成されたイラストや素材を利用する際には、クレジット表記が必要かどうかを確認する必要があります。クレジット表記が必要な場合には、正確な表記を行うようにしましょう。
当サイトの素材をご利用いただく際には、sereaiなどのクレジット表記は必要ありません。ただ、素材をご紹介いただけるととても嬉しいです!素材の利用点数に制限はありませんので、お知り合いの方や社内でご紹介いただけます。どうぞお気軽にご利用ください!
生成元の画像データの信頼性
AIで生成されたイラストや素材の生成元の画像データは、その信頼性について注意が必要です。
AIが生成する画像は、元の画像から学習した統計情報をもとに生成されます。しかし、元の画像が不適切な場合には、生成された画像にも同様の問題が生じる可能性があります。
無料のジェネレーティブAIを使用した場合、生成元の画像の信憑性はかなり低い可能性があります。
特に、商用利用を考えている場合には、無料のジェネレーティブAIで生成されたイラストや素材を使用することはリスクが高いといえます。
著作権侵害やクオリティの問題が生じる可能性があるため、利用する場合には、提供元の信頼性や生成元の画像データの信頼性について慎重に検討する必要があります。
当サイトに掲載のジェネレーティブAI素材は有料プランを利用して生成していますが、生成元の画像データの信頼性は保証できません。
そのため、商用利用をされる場合は使用範囲をご検討のうえご利用ください。
Midjourney(ミッドジャーニー)とは?
Midjourney(ミッドジャーニー)は、画像や3Dオブジェクトなどを自動生成するためのジェネレーティブAIプラットフォームです。機械学習の一種であるGAN(Generative Adversarial Networks)をベースにしており、自動生成される素材の品質が高く、幅広い用途に対応することができます。
ミッドジャーニーは、利用者が独自の学習モデルを作成することができるほか、多数の既存のモデルが用意されており、簡単にイラストや写真のような素材などを生成することができます。また、ミッドジャーニーは、有料プランを提供しており、商用利用が可能です。
クリエイター、アーティスト、企業など、幅広い分野で活用されています。例えば、Webデザインやグラフィックデザイン、広告制作、映像制作、ゲーム制作、音楽制作などに利用されています。
ミッドジャーニーのプラン
プラン名 | 価格 | 商用利用可否 | 支払い方法 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
Freeプラン | 無料 | 商用利用不可 | – | 最大10回の生成まで可能、現在利用不可。商用利用不可 |
Basicプラン | 月額$10 | 商用利用可 | 月額請求 | 最大200回の生成まで可能、一般的な商用利用可、会員ギャラリーへのアクセス可、オプションでクレジットの追加購入可、3つの同時高速ジョブが可能 |
Standardプラン | 月額$30 | 商用利用可 | 月額請求 | 最大15時間の高速生成、リラックスした生成回数制限なし、一般的な商用利用可、会員ギャラリーへのアクセス可、オプションでクレジットの追加購入可、3つの同時高速ジョブが可能 |
Proプラン | 月額$60 | 商用利用可 | 月額請求 | 最大30時間の高速生成、リラックスした生成回数制限なし、一般的な商用利用可、会員ギャラリーへのアクセス可、オプションでクレジットの追加購入可、ステルスイメージ生成、12個の同時高速ジョブが可能 |
私は、ミッドジャーニーのStandardプランを利用しているので、商用利用可能な素材を当サイトに掲載できます。
AI素材はどこまでを使用可能とすべきか?
AI技術を利用した素材の使用範囲については、かなり難しい問題です。
しかし、Web上での利用であれば、問題が発生した際に速やかに修正することができるため、使用可能な範囲は広がる可能性があります。
例えば、ブログのアイキャッチ画像やサイトでの利用、社内やグループ内でのプレゼン資料などです。
ただし、AI技術の進歩により、リアルとAIの見分けがつきにくくなっているため、ユーザーが混乱するような使用方法はお控えください。
AI素材に限らず、当サイトの素材は細心の注意を払って編集しておりますが、正確性、有用性、安全性、確実性について保証するものではありあません。
当サイトの素材は商用可能ですが、補償がないというのが一番のネックですよね。
もし、素材を利用する際に補償が必要な場合は、Adobe StockやPIXTAなど有料の素材サイトを利用することをお勧めします。
Adobe StockやPIXTAなら、利用した素材でトラブルがあった場合に100万円ほどの補償を受け取ることができます。
詳しくは以下の記事にまとめましたので、ご覧ください。
私がミッドジャーニーで作成した素材は?
以下は、私がAIを利用して作成した素材の一例です。もちろん商用可能で無料でご利用いただけます!使用範囲は上記の通り少々不安定な部分があるので、ご検討のうえご利用ください。
今後もミッドジャーニーで作成した素材をアップしていく予定です。
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